今回は、遠く離れた新潟から遠隔レッスンを受講されている如澤様より、レッスンが始まった背景から現在のご様子までのインタビューをさせていただきました。
浦安から新潟へ…
2年前に浦安から新潟に引っ越しました。
両親が暮らしていた家なので、パソコンの環境は“無”に等しく、パソコンの事など考えもできませんでした。私は悲しくて、この境遇に悔しさを感じながら、泣く泣くパソコンを諦める決心をしておりました。今までお教室に10年間通って積み上げてきたもの放り投げてしまうと思うともったいなくて残念で仕方ありませんでした。老後の生活はパソコンを覚えて快適な日々にしたい・・という憧れも駄目になるのだと思うと、とても悲しくなりました。
担任の柏井先生からは「Skype(スカイプ)を使えば浦安と新潟を結んでパソコンの授業が出来ますよ!」とも言って頂きましたが、私にとってSkype(スカイプ)というのは、ずうーっと先のハイレベルな分野でしたし、引っ越してしまえば一人でやらねばならないので、それは絶対に出来ないし、全く不可能のイメージで一杯でした。
長い間ぐずぐずと先生に愚痴をこぼしながら不安な気持ちを抱えていました。先生はよく「大丈夫! 大丈夫!」と言ってくださいます。いつも「大丈夫! 大丈夫!」と言って「セッティングにはお手伝いします」とも言って下さいます。そして「如沢さんなら出来ますよ!」というお世辞までいただいて・・・。そんな状況で日数は過ぎて行くのですが、そのうちに私の心は悲しみから心配の域になって行ったと思います。
引っ越しの時はパソコンを梱包して貰って、大事に大事に運んでまいりました。
新潟でのプロバイダー契約
新潟に来てまずはプロバイダーを決めることからだと思い、NTT東日本に恐る恐る電話をしましたが、もちろんすぐには担当部署の人とお話しできる訳もなく、次から次と相手が変わって知らない単語が出て来て問い掛けられます。私は何も解らないので、浦安のお教室に電話をして先生に業者との交渉をお願いする事たびたびでした。全面的に先生に頼るしか有りませんでした。この時の私の緊張は大変でしたし、私をカバーしてくれた柏井先生のご苦労も大変だったろうと思われます。セッティングが整うまでに2ヶ月近く掛かりました。いろいろお世話をしていただいた先生に心より感謝申し上げます。
Skype(スカイプ)でのレッスンが開始
レッスンが始まります。始めの頃は映像が出なかったりマイクが聞こえなくなったり、印刷機が不調だったりWi-Fiが通じなかったり、ごく基本的な操作なのに私はすることが出来なくて先生を困らせてしまう事がたびたびでした。どうしても出来ない時は固定電話を使って話し込んだ時もありました。そういう時も先生の機敏な判断で解決し、ホォーッと安堵するのですが、そんな時私は「もっと頑張らなくては!・・。しっかりしなくては!・・。」と猛省するのです。次の回には絶対にミスが無いようにと念じたものでした。
そして現在…
もうすぐ2年になります。プライベート・レッスンなのでこちらのペースでゆっくり進めていただいております。お陰様でとても順調に進んでいます。この頃はこのレッスンが楽しくなりました。先生に何でも質問することが出来ますし、難しい事柄は手取り足取り教えてくださるので安心して学んでいます。月に2~3回のレッスンで1回が60分です。学ぶ内容はもちろん少なくなりますが、それが却って頭の中に残って覚え易く自分の知識となっているような気が致します。お教室の「カリキュラム」を参考にして、私の希望する項目をお願いしています。私は「Word」関係が好きなのですが「Excel」や「インターネット」などは少し苦手ですので避けてしまいどうしても遠慮をしてしまいます。又、去年の夏に突然花の写真集を作りたくなって「マイブックの作成」のレッスンに変更していただきました。カレンダー作成の時期と重なって、12月には写真集とカレンダーの2つが出来上がって来ましたので大感激でした。嬉しかったです。2つともとても綺麗に仕上がっているので満足しました。改めて、先生の優しくて丁寧なご指導に感謝しました。
お教室について
「パソコムプラザ新浦安」は良いお教室ですね。生徒さんが皆とても気持ちよく学んでおられます。きっと先生方の心意気とオーナー様の経営方針がしっかりしておられるのでしょうね。
モットーとされている「地域のお役に立てるように~」というお言葉も“「知る」を楽しむ”というお言葉も胸にドーンと響いて来る素晴らしいスローガンですので私は大好きです。いつも頭の隅に置いておけるように心掛けたいと思っています。
去年は東京駅と新宿駅に新しいお教室が出来ましたね。
またNHKなどの放送局から出演の依頼が来て、時々テレビに出演されていますね。
以前よりもより発展されて大きくなられているようで素晴らしいです。私なんか在校生である事に誇りさえも感じています。どうぞ今後ともご活躍されて、より一層のご発展を心よりお祈り申し上げます。
如澤亮子
(2017年1月 遠く新潟より )