002 春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣干すてふ天の香具山(持統天皇)

連載コーナー「百人一首で学ぶアプリ」、2首目はこちらです。

そして今日のアプリは、お洗濯ものが干せるかどうかわかる「洗濯&天気」です。

 

2  春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣干すてふ天の香具山(持統天皇)

 

【読み方】

はるすきてなつきにけらししろたへの ころもほすてふあまのかくやま

 

【現代語訳】

 

春は過ぎて、夏が来たらしい。夏に白妙の衣を干すといわれている天の香久山に、白い衣が干されているよ。

ゼロからわかる!図説百人一首:学研パブリッシング

 

【こんなアプリいかがでしょう】

女帝の歌ですね。

それもただのピンチヒッターではなく、かなりの実力者だったようです。

日本で最初の大規模な都、「藤原京」をつくったのは持統天皇。

持統天皇は、中大兄皇子(天智天皇)の娘。

そして夫である天武天皇は、中大兄皇子(天智天皇)の弟。つまり叔父に嫁いだということになりますね。

 

歌に詠まれている干していた白妙の衣とは、どのような衣だったのでしょう。

真っ白な衣は天女のはごろものように見えたのでしょうか。

 

さまざまな解釈がされて、その光景を想像するだけでも豊かな気持ちになれます。

所で現実の世界では、せっかく干した洗濯物が雨に濡れては面倒ですね。

出かける時は快晴でも、急な土砂降りでせっかく干した白い衣が台無し・・・なんて困ります。

そんなあなたには、洗濯物を干したまま出かけられるかどうか、一目でわかるこんなアプリはいかがでしょう。

 

★アプリ名:洗たく&天気(無料:2017年9月現在)

iPhone・iPadの方はこちら

 

Androidの方はこちら

 

 

連載コーナー「百人一首で学ぶアプリ」はこちら

 

 

タイトルとURLをコピーしました