連載コーナー「百人一首で学ぶアプリ」、15首目はこちらです。
そして今日のアプリは野草の名前が分かる「シンプル植物リスト」です。
15 君がため春の野に出でて若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ(光孝天皇)
【読み方】きみかためはるののにいててわかなつむ わかころもてにゆきはふりつつ
【現代語訳】
君のために、早春の野に出て若菜を摘む。そんなわたしの衣の袖に、雪が舞い降り続けていたよ。
【こんなアプリいかがでしょう】
まだ天皇が皇子のころ、早春の若菜に添えて贈った和歌です。
どなたに送ったのでしょう。
どんな若菜だったのでしょう。
「若菜」は春の七草のように食べられる野草の総称です。
正月7日の七草粥の行事もここからきています。
そういえば野草はいろいろあるけれど、これ何ていう名前なんだろう。
そんなあなたには、写真から野草の名前が分かるアプリはいかがでしょう。
★アプリ名:シンプル植物リスト(無料:2017年9月現在)
連載コーナー「百人一首で学ぶアプリ」はこちら