Googleが「学校のためのプロンプトライブラリ」を公開

Googleが5月1日、「学校のためのプロンプトライブラリ」を公開しました。生成AI「Gemini(ジェミニ)」を使って、学校現場のさまざまな場面を支援するための「プロンプト」の例を集めたPDF資料です。これはどなたでも閲覧することができます。

 

▼閲覧はこちらから

 

昔から、学校の先生方は授業はもちろん、プリントの作成や行事の準備、保護者対応まで、すべてを自分たちの力でこなしていました。

加えて部活動に生活指導、先生の仕事にはきりがありません。

それから何十年――。いまの学校現場は、さらに忙しくなっています。

 

子どもたちの多様な学びへの対応、ICTの導入、気を遣う保護者対応、減らない膨大な事務作業…。
そんな中、「先生がもっと“子どもと向き合う時間”を持てるようにしよう」という取り組みが広がりつつあります。

 

今回公開された「学校のためのプロンプトライブラリ」では、生成AI“Gemini”を使って、先生方の業務を助ける使い方が紹介されています:

  • ホームルームで児童生徒に声をかけるメッセージをAIに相談
  • レベル別テストや学級通信の草案づくりを任せる
  • 入学式や朝会のスピーチ案を提案してもらう

先生方がAIに相談して、効率よく準備できるようになるためのプロンプト集です。

 

もちろん、すべてをAIに任せるわけではありません。大事なのは、先生が本当に力を注ぐべき「人との関わり」に集中できるようにすること。そのためにAIを「縁の下の力持ち」として活用しようという考え方です。

資料の中では、プロンプト(依頼文)に必要な5つの要素も丁寧に解説されていて、AIとの付き合い方に不安のある方にも安心して取り組めるようになっています。

皆さまが読んでいただいても、きっと参考になる考え方があると思います。

 

授業や校務だけでなく、部活動や保護者対応、行事まで、幅広い使い道が示されています。

「うちの孫の学校でも、こういう取り組みが始まっているのかしら」。

そんなふうに、ちょっと気になる“今の学校の姿”をのぞいてみませんか?

 

▼閲覧はこちらから

タイトルとURLをコピーしました